top of page
検索

ヒワココ 2

  • 執筆者の写真: chojurostatement
    chojurostatement
  • 2019年4月25日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年9月25日

一言に島根県といっても広い。

千葉県でもだいぶ広いと思っていたが、

Wikipediaによると島根県は47都道府県のうち上から19番目の面積を有する。

(千葉県は28番目)

では実際私が訪れていた場所は島根県の一体どのあたりなのか。

邑南町マップ

スマートフォンにはこんな画像が残っていた

記憶の断片を辿ると

「島根県邑智郡邑南町日和」

という住所らしきワードが脳裏に焼き付いている。

というか県、郡、町ときてこれは住所以外の何物でもないだろう。

しかしだ、

ここで一つ大きな問題がある。

読めないのだ。

いや、

「しまねけん」はさすがに読める。

それ以降がこの残念な頭では読めないのだ。

ここで読めない自慢をしても仕方がないのだが、

千葉県には匝瑳市という街がある。

私自身千葉県に住んでいながら「そうさ市」と読めるようになったのはここ数年のことのように思う。

日本にはこのような難読地名というのが無数に存在する。

断っておくが、こう書くことで己の無知さを棚に上げ

少しでもぼかそうと躍起になっているわけではない。

 
 
 

大学時代、「稲邑くん」という同級生がいた。

そうだ彼の名前は「イナムラくん」だ。

彼とは深い親交はなかったが、

ビッグスクーターを乗りこなし、ワークキャップがとてもよく似合う好青年だった。

ここで少し想像してみてほしい。

好青年が、少しやんちゃさが窺えるビッグスクーターに乗っている。

これは危険だ。タンデム仕放題だ。

モテないわけがない。

実際彼はイケメンだったし、それでいて軟派という感じでもなかった。

今頃気立てのいい奥さんでももらって良きお父さんをしているかもしれない。

片や当時の私はといえば、オレンジ色の自転車、しかも高校の自転車通学許可シールが貼ったままの自転車にまたがる、長髪で変な男だ。

これはもはや ただ危ないだけだし、モテるわけがない。

それからそのまま歳だけ重ねてきてしまったわけだが、まあこれはこれで楽しくやっている。

話を戻そう。

「邑」は「ムラ」と読むことだけはわかった。というか思い出した。

これは一次方程式だ。

xに「ムラ」を代入して

「邑智郡邑南町日和」を

「ムラチグンムラナンチョウヒヨリ」

と読んでみる。

うん。

これではない。

語呂の座りが全く良くない。

何よりムラムラしすぎている。そしてひよってしまっている。

これはまずい。絶対に違う。絶対。

 

「邑智郡 邑南町 日和」は「オオチグン オオナンチョウ ヒワ」と読みます。

 

つづく。

Recent Posts
Archives
bottom of page